カナダのDomtar社Kamloopsパルプ工場は、昨年中に42の悪臭苦情の対象となったが、そのうち4分の1は昨年2月に都市全体に悪臭を与える同工場での事故発生の結果であったことが分かった。2017年2月18日に、同工場の発電所の1つの地面に地絡が発生した後、空気と水のシステムがダウンしたことで、還元された硫黄ガスが大気中に排出されたもの。同社は、同社の年次大気報告書では、この件について地方自治体と地域社会当局に直ちに通知したとしている。この事故発生に起因する苦情は10件であったとしている。「事故後に実施された是正措置は、再発防止に有効であった」と報告書は述べているが、どのような措置が取られたのかは明らかにしていない。
3月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ