EURO-GRAPHが発表した最新の統計によれば、1月欧州の新聞用紙、SC紙出荷量はいずれも下落傾向での推移となったが、塗工/非塗工中質紙の出荷量は上昇している。欧州1月の新聞用紙の出荷量は前年同月比3.8%減の548,000トンで、そのうち欧州域内向けでは同8.4%減の409,000トンで、域外輸出向けでは同13.2%増の139,000トンであった。一方、SC紙出荷量も引き続き減少しており、同10.4%大幅減の271,000トンで、そのうち欧州域内向けは同7.5%減の238,000トン、域外輸出向けでは同26.9%激減の33,000トンとなった。また、塗工中質紙出荷量は同6.7%増で、そのうち欧州域内向けでは同2.3%増で356,000トン、域外輸出向けでは同22.2%増の121,000トンとなった。一方、非塗工中質紙出荷量は、同14.8%大幅増の201,000トン、そのうち欧州域内向けでは同10.4%増で163,000トンだったが、域外輸出向けでは同38.8%激増の38,000トンであった。
3月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ