ロシアのSFTグループは、同国Tula州に位置する同社Aleksin製紙工場の再生板紙ライン6号機の高性能化作業を完了し、このほど稼働を再開したことが分かった。抄き幅4,200㎜の同ラインはシュープレスの設置を含め、新たなヘッドボックスと上層・下層へのフレーム取り付けを行なった。また、これとは別に、同社は新たなサイズ・プレスの設置と、同工場唯一のライン量産準備へ高性能化を図ったとしている。改良作業の結果、生産スピードも分速100mから400mまで向上、同6号機のそれまでの生産能力から年産5万3千トン引き上がり、108,000トンとなったとしている。同ラインは、再生段ボール中芯を米坪範囲110g~150gで、また、テストライナーを125g~220gで生産可能としている。
3月28日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ