イタリアのPaperdi社は、同国の同社Pietramelara製紙工場に於いて、このほどティッシュの生産を開始したことが分かった。1月に運転を開始した同抄紙ラインは、現在年産約2,600トンの低速なペースで生産を行なっているものの、本来の生産能力は年産3万5千トンであると言われている。Paperdi社は2016年に、Cartiera di Pietramelara社をオークションで取得したもの。同工場は、かつてEurocartiera社が所有していたが、2010年に生産を中止、2014年に倒産していた。同工場広報担当者によれば、同ラインは大幅に改良を施され、Toscotec社の支援を受けて高性能化させたとしている。
4月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ