5月31日朝、ブラジルのサントス港では同国陸軍兵に付き添われた貨物トラックの出入りが始まったことが分かった。同国南東部に位置するサントス港は同国最大の海運港であり、その他の膨大な貨物とともに紙パルプも大量に運搬されている。現地メディアの報道によると、依然として港ではトラック運転手がデモ運動を行なっているが、既にトラックへの積み込みや荷卸しが可能な状況となっているとしている。連邦警察によれば、5月21日に始まったトラック運転手のストライキが一部地域で継続しているにもかかわらず、それは失速してきているとしている。5月30日、国道の600地点以上がトラック運転手によってブロックされていたが、5月31日にはこの数字は200未満に一気に低下した。
5月31日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ