また北越紀州製紙は5月17日、大阪証券取引所第一部へ上場廃止を申請した。申請が受理されれば、整理銘柄に指定された日から原則1ヵ月後には上場廃止となる見通し。その後は東証一部の単独上場となる。重複上場に伴う管理コストや付随業務の削減が目的。大証での同社株式の取引高は少なく、株主への影響は小さいと判断したもの。
このほか同社は、単元未満株式を保有する株主が単元株(500株)まで買増しできるよう、6月25日付で定款を変更する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 6/7号」より