日本製紙グループの日本製紙は8月7日、宮城県石巻市の佐須浜社有林で、石巻工場の見学を織り込んだ「第1回 東北 森と紙のなかよし学校」を開催した。
「森と紙のなかよし学校」は、日本製紙グループが約9万haの社有林を活用して行っている子ども向けの自然環境教室。06年に群馬県の菅沼社有林でスタートし、07年からは熊本県・豊野社有林でも開催、さらに今年は、昨年のトライアルを経て東北地方でも展開することになったもの。プログラムは、グループ社員が知識や経験を生かして自ら考案し運営、今回は約20人の社員がスタッフとして参加した。当日は、一般公募で集まった小学生とその保護者21名が参加、社員によるガイド付の森林ハイキングや、森で集めた小枝を使った紙漉き体験、工場見学を楽しんだ。
なお日本製紙グループは、9月25日から1泊2日の日程で、群馬県・菅沼社有林において第10回目となる「丸沼高原 森と紙のなかよし学校」を開催する予定。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 8/23号」より