日本製紙グループの日本製紙は9月25~26日、群馬県の菅沼社有林で第10回「丸沼高原 森と紙のなかよし学校」を開催する。
「森と紙のなかよし学校」は、日本製紙グループが約9万haの社有林を活用して行っている、子ども向けの自然環境教室。06年にスタートし、毎年6月と9月に実施している。プログラムは、グループ社員がその知識や経験を生かして自ら運営しており、今回は17人の社員がスタッフとして参加する。
今回の「丸沼高原 森と紙のなかよし学校」には、首都圏の子ども達とその家族、尾瀬高校の生徒など36人が参加する。シラネアオイなど希少な高山植物が豊富にある菅沼社有林で、社員によるガイド付の林内ウォーキングや、森で集めた小枝を使っての紙漉き体験、星の観察会を楽しむ。
日本製紙グループは、「森と紙のなかよし学校」の全国展開を目指しており、07年からは熊本県の豊野社有林で毎年3月に開催、さらに今年の8月には宮城県の佐須浜社有林でも開催した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 9/27号」より