日本電子出版協会(JEPA)はこのほど、第4回目となる「JEPA電子出版アワード」の各賞を発表した。
同賞は、JEPAが電子出版物の育成と普及を目的に創設した表彰制度。コンテンツ主体のソフトからオンラインサービスまで、広い意味での電子出版物を対象とし、サービス提供者に各賞が授与される。受賞作の選考は一般およびJEPA会員のネット投票で行われ、各ジャンル賞が決定したら、その中から大賞1作品が定例会で選ばれる。今回は6ジャンル合計68点の候補作品の中から、次の各賞が決定した。
○ネットワーク・コンテンツ賞…Yahoo!百科辞典(Yahoo、小学館)
○オンライン・サービス賞…理想書店(ボイジャー)
○ベンチャー・マインド賞…パブー(paperboy&co)
○デジタル・インフラ賞…MCbook(モリサワ)
○アドバンスト・デバイス賞…iPad(Apple)
○ロングセラー賞…電子書店パピレス(パピレス)
なお大賞には、ロングセラー賞を受賞した電子書店パピレスが選ばれた。電子書店パピレスは、古典から最新ベストセラー、同人誌まで幅広く手がける日本最大の電子書籍販売サイトで、掲載冊数は16万冊。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 1/17号」より