紙パルプ技術協会は２月17～18日の２日間、東京・江戸川区のタワーホール船堀で「第15回省エネルギーセミナー」を開催する。定員200名。参加費は会員１万7,000円、非会員１万9,000円、大学関係者無料。参加申込みは２月４日まで。講演タイトルと講師は次の通り。
＜２月17日＞
　▽木質バイオマスエネルギーの活用の実際―その全体像と事業化に向けた課題―（公共投資ジャーナル社・篠田淳司）▽大竹工場の省エネルギーへの取組み（日本大昭和板紙・赤村仁志）▽ダブル冷却のび太くん（新菱電気保安協会・森元友絵）▽5B（PSボイラー）蒸気の中圧使用化による発電所最適化（日本製紙・山崎幸次）▽タービン負荷最適化システムによる省エネ（日本製紙・相良直樹）▽工場における省エネソースの発掘方法（テクノ経営総合研究所・西山哲司）▽パルプ洗浄工程および黒液濃縮工程の改善による省エネルギーへの取組み（北上ハイテクペーパー・斎藤賀裕）▽曝気装置更新および省エネルギー型ブロワー導入による省エネ（王子板紙・林直樹）▽新潟工場の省エネルギーへの取組み―大型抄紙機の省エネ―（北越紀州製紙・坂上実）
＜２月18日＞
　▽2010年度フォローアップ結果（2009年度実績）と温暖化対策関連情報（日本製紙連合会・池田直樹）▽高効率蒸気システムによる省エネルギーおよび省CO2―貫流ボイラー多缶設置高効率制御方法およびプロセス蒸気差圧利用空気圧縮機―（三浦工業・村上雅彦）▽蒸気タービン併用駆動コンプレッサー導入による省エネ（レンゴー・小田剛）▽省エネルギーの取組み事例（省エネルギーセンター・辻元久一）▽回収ボイラーにおける木質燃料混焼による省重油（中越パルプ工業・森拓也）▽富岡工場における省エネへの取組み（王子エンジニアリング・八田健一郎）
 

株式会社　紙業タイムス社　「Future　1/24号」より