日本テトラパックは4月1日から、ベルマーク運動の協賛会社になった。ベルマーク運動としては初めての紙容器回収形式で参加し、紙容器のリサイクルも推進する。
ベルマーク運動とは、ベルマーク教育助成財団が推進している活動で、その目的は教育設備の充実と教育支援。協賛企業の製品に付いているベルマーク、もしくは対象製品をPTA や教育機関が集め、ベルマーク点数と交換することで、集めた点数に相当する預金が生まれ、学校教材や備品を購入できる。またその購入金額の1割および企業負担金の一部は、特別支援学校、開発途上国の教育支援にも役立てられる。
今回の対象となるのは、テトラパックのロゴがついているすべての紙容器。野菜・果汁飲料などに使われているレンガ型容器と、牛乳などの屋根型容器のいずれも対象になる。学校などが、テトラパックのロゴの付いた紙容器(ベルマークの印刷はなし)を「開いて、洗って、乾かして」、テトラパック専用回収箱で回収し、回収センターに送付すると、その重量に応じてベルマーク点数が換算される。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 4/25号」より