日本テトラパックは、食品製造で培った乳化技術を生かし、化粧品事業に本格参入する。撹拌・乳化設備の『テトラ・アルミックス・デルタ』を中心に、日本ロレアル、資生堂、カネボウ、ホーユーなどの化粧品メーカー向けに販売していく。
テトラパックグループは、1986年から世界21ヵ国で化粧品ビジネスを展開しており、日本でもグループ会社であるテトラパック・ステンレス・エクイップメント社が一部事業を展開してきた。今回はそれを拡大して本格的な事業とするもの。2014年までに日本市場で10億円の売上げを目指す。なお、カートン(紙容器)部門は従来と同じく食品のみを取り扱い、化粧品事業はプロッセシング部門が展開する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 8/1号」より