テトラパック・グループの製造拠点である御殿場テトラパック合同会社はこのほど、日本プラントメンテナンス協会(JIPM)が主催する2011年度「TPM優秀継続賞」を受賞した。
TPM優秀継続賞は、すでにTPM優秀賞の受賞経験がある事業所を対象とする賞で、TPM優秀賞受賞時の成果を維持・向上させるとともに、維持・継続していくための方策が整っている事業所が審査を受けられる。
TPM(Total Productive Maintenance=全員参加の生産保全)とは、JIPMが提唱しているもので、「すべての事業場の従業員が製造工程に関わり、生産保全を統一することにより、機械の故障や事故、不具合を減少させること」を目的とする。JIPMは1964年から、TPMによって成果を上げている国内外の事業場や、設備管理技術の発展に寄与する優秀な論文・商品を表彰しており、御殿場テトラパックは、09年にTPM優秀賞を受賞した。今回の継続賞の受賞では、自主保全と品質保全をはじめ、あらゆる事項で最優秀レベルと認定されたもの。
御殿場テトラパック工場長の前田英之氏は、「次の目標であるTPM特別賞に向け、社員一丸となってさらなる改善を図り、安全で高品質な包材ソリューションを提供し続けたい」と抱負を語っている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 11/21号」より