王子製紙は、12月9日に米子工場で発生した溶液漏れについて、同日付でコメントを発表した。
それによれば、12月9日午前7時45分頃、米子工場構内で1%の苛性ソーダを含む溶液が霧状に漏出し、出勤途上の同社従業員、関係会社および協力会社の従業員計38名が被災した。38名はいずれも軽症で13時20分までには全員が病院より帰場、通常業務に復帰した。
また、溶液漏れはすでに止まっており、近隣地域への飛散もないという。
同社では、「発生原因を早急に特定し再発防止に努める」と述べている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 1/2号」より