中越パルプ工業はこのほど、同社が実施している「かぐやの竹利用応援事業」の2011年度結果報告を発表した。
　「かぐやの竹利用応援事業」は、未利用資源の竹を紙の原料として積極利用する同社が、発祥の地である富山県で実施している社会貢献事業。竹林の管理は地域住民にとって負担が大きいことから、里山保全のために立ち上げたもので、今回が初年度。県内で竹利用を行う団体に対し助成を行っている。助成対象は「イベント型」と「地域支援型」の二つがあり、今回の助成金額はイベント型が271万8,515円、地域支援型が177万円の合計448万8,515円となった。それぞれの対象団体は次の通り。
＜イベント型（15団体）＞戸出七夕まつり実行委員会、商店街振興組合魚津中央通り名店街、福光ねつおくり七夕祭り実行委員会、ふるさと龍宮まつり実行委員会、滑川商工会議所青年部、BambooSavestheEarth、氷見指崎自治振興会、とやま森林と人ネットワーク、別所の郷山菜祭り実行委員会、砺波市出町子供歌舞伎曳山会館、入善ふるさと七夕まつり実行委員会、舟見七夕祭実行委員会、海王丸パークイベント実行委員会、増山城跡解説「曲輪の会」、とやま木づかいフェア実行委員会
＜地域支援型（29団体）＞南砺の山々を守る実行委員会、里山活性化協議会、悠遊会、井波閑乗寺の会、とやま森林サポーター二期会、阿古屋野森づくりクラブ、黒河竹炭友の会、小菅沼・ヤギの杜、竹取倶楽部、なめりかわ森づくりクラブ、大瀬谷森林文化の郷、音川交流センター事業運営委員会、富山市婦中町下瀬部落、道島すずらん会、須炭会、食生活改善推進連絡協議会（鵜坂、古里、朝日、宮川、山田、音川、婦中熊野、神保、西大沢、各地区の計9協議会）、外南集落、東福寺資源活用研究会、地域福祉協会、村木地区振興協議会、安川自治委員会