日本印刷産業連合会はこのほど第11回GP(グリーンプリンティング)工場交流会を開催、GP工場として新たに認定を受けた工場の認定式、すでに認定を受けている印刷工場による成功事例の発表講演などを行った。
開会に当たって堀口宗雄常務理事が挨拶。「GPは日印産連の基幹事業の一つ。認定を受けたところがメリットを受けられるようにしたい。そのためにはGPを環境対応技術として広く知らしめることが重要と考え、周知を目的としたワーキンググループを立ち上げて、先のエコプロダクツ展でも紹介した。認定を受けることが受注に結びつくようにしたい」と述べた。
新たに認定を受けたのはオフセット部門で8工場、グラビア部門で2工場。これにより認定工場は全国で273工場(2011年12月14日現在)となった。またデジタル印刷工程で認定を受けている工場は、今回からGP認定事務局発行の認定工場一覧にDマークが掲載されている。
講演は昨年9月、第10回印刷産業環境優良工場表彰経産大臣賞を受賞した新日本印刷の羽田東京工場について、中井旭取締役工場長が取組みを紹介した。
株式会社 紙業タイムス社 「Future 2/20号」より