凸版印刷は11月7日、新群馬工場(群馬県邑楽郡明和町大輪、明和第三工業団地内)の建設に着手した。敷地面積は15万4,000㎡、延床面積は6万9,577㎡で、竣工予定は2014年春。
新工場では、クリーンな生産環境と高度な品質管理体制のもと、ハイバリア包材を中心に医療・医薬品や食品など、さまざまな用途・製品に使用される最先端の包装材を生産する。また、エネルギー使用を抑えた効率的な生産設備の導入や、VOC(揮発性有機化合物)の回収・再利用スキームの導入、クリーンエネルギーの利用などにより、環境負荷の低減も促進する。
同社は新工場の建設により、関東圏での生産体制を強化するとともに、新工場を包装材生産拠点の基幹工場と位置づけ、事業の拡大を図る。国内だけでなく、全世界に向けて製品展開していく意向。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/26号」より