日本テトラパックでは全国女性会館協議会と連携し、働く母親のワークライフバランスを改善していく活動「パック・ブリッジ プロジェクト」を実施している。
経済的理由などから共働きの家庭が増える一方、母親の家事負担が重く、家庭と仕事の両立が難しいことが社会問題となっている。「パック・ブリッジ プロジェクト」は、子ども向けの料理講習会「キッズ i-cooking」を通じ、子ども達が自分でご飯を作ることで家族の家事参加を促し、忙しい母親を支えられるようにするのが狙い。これまでに静岡県、兵庫県、千葉県、東京都、愛媛県、神奈川県、大阪府で開催し、2012年中に全14回の講座を開催した。参加者からは、「参加後も休みの日には一緒に料理を作っている」「子どもが積極的に配膳を手伝うようになった」「時々洗い物をしてくれるようになった」など、子ども達が積極的に家事に参加するようになったという声が寄せられている。
「パック・ブリッジ プロジェクト」はテトラパックが行っているCSR活動「PROTECTS WHAT’S GOOD プログラム」の一つ。この他にも、子どもの体力作り、大人の運動促進、家族や地域間コミュニケーションの活性化を目的とした「わくわくチャレンジ」プロジェクトを、日本ドッジビー協会、全国子ども会連合会とともに行っている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/28号」より