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紙の業界ニュース

2013/05/07

=ナカバヤシ=木質バイオマス発電事業を島根で開始、JPも出資

 

ナカバヤシはこのほど、木質バイオマス発電事業への参入を発表、事業開始に向け、島根県松江市に運営会社として「松江バイオマス発電㈱」を新設した。新会社には日本紙パルプ商事や地元企業の三光㈱も出資している。施設は2014年春に着工し、稼働予定は15年4月。投資額は約30億円。
 島根県は、ナカバヤシが複数の製造事業所を置く、重要な製造拠点。同社では発電事業参入に当たり、「立地企業として島根の豊富な森林資源を有効活用し、地元の林業振興への貢献を目指す」と抱負を述べている。
 同社が標榜するのは、“地産地消型”の木質バイオマス発電所。発電材料には間伐材や未利用木材など、県内産を中心とした国産木材チップを使用し、森林組合や木材チップ製造業者の団体である島根県素材流通協同組合などから調達する。再生可能エネルギーの固定価格買取制度を利用して、全量電力会社へ売電する予定。また発電以外にも、間伐材を使用した製品の開発や、ボイラーから排出される焼却灰の有効活用を視野に、研究開発を進めていく。
<事業概要>
〔施設名称〕松江バイオマス発電㈱〔所在地〕島根県松江市大井町899-7(島根ナカバヤシ松江工場敷地内)
〔資本金〕4億円(出資比率:ナカバヤシ55%、日本紙パルプ商事40%、三光5%)
〔使用燃料〕間伐材、林地残材の未使用木材や製材残材など年間約8万8,000t(うち約75%が島根県産材料。また計90%以上が国産由来の木質材料)
〔燃料調達先〕島根県素材流通協同組合(森林組合や木材チップ製造業者等の団体)ほか
〔主要設備〕流動層ボイラー、蒸気タービン発電機
〔発電出力〕約6,250kW
〔年間発電量〕約4,342万kWh
〔事業内容〕木質バイオマス発電、焼却灰の再利用研究
〔売電収入見込〕約13億円
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future5/13号」より
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