日本製紙はこのほど、「国民が支える森林づくり運動」推進協議会が普及を進めている『木になる紙』シリーズの新製品として、『木になる紙 コピー用紙』の販売を開始した。
『木になる紙』シリーズは、九州森林管理局、九州・沖縄8県の県庁、製紙会社、紙の流通会社などで構成される「国民が支える森林づくり運動」推進協議会が、2009年から展開している間伐紙シリーズ。間伐材を原料の一部に利用し、製品売上げの一部を森林所有者に還元している。
今回発売した『木になる紙 コピー用紙』は、九州の間伐材を利用し、熊本県八代市の八代工場で生産。製品パッケージには、シリーズ名「木になる紙」と九州の地図を中心に配置するとともに、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」のイラストも使い、「メイド・イン・九州」をアピールした。包装ラベルにも「くまモン」がデザインされている。用紙はグリーン購入法の特定調達品目適合品で、グリーン購入法 の総合評価値は86 点、内訳は古紙パルプ配合率 70%(50点)、間伐材パルプ利用割合(クレジット方式) 30%(30点)、白色度 69%(6点)。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/12号」より