玄光社が発売する季刊誌『イラストレーション』9月号(7月18日発売)の「宇野亜喜良プロダクト」(vol.8)で、竹尾のファインペーパーが綴じ込まれた。
「宇野亜喜良プロダクト」は、宇野氏のプロデュースのもと、イラストレーターが仕事の疑似体験をする企画。vol.8のイラストレーターは門坂流さんと須川まきこさんで、使用紙は『彩雲 虹』(四六判Y目100kg)。企画では『彩雲』の幻想的な柄から着想し、『受胎告知』(矢川澄子著、新潮社、2002年)のカバーを題材とした。部分的にオペークインキを刷ることで、効果的に紙地を浮き立たせた作品になっており、ランダムに出る紙地の模様に埋没しない存在感のある線画が、『彩雲』の魅力を引き出している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/26号」より