岐阜県の印刷・紙加工会社、サンメッセはこのほど、『岐阜県生まれの間伐材(地産地消)ペーパー』の販売を開始した。
この間伐材ペーパーは、岐阜県の森林から切り出された間伐材を原材料に10~30%含み、岐阜県内にある大王製紙の可児工場で製造されたクラフト紙。自然な風合いを活かし、サンメッセでは封筒や手提げ袋に加工している。全国森林組合が認定する「間伐材マーク」も掲出できる。
間伐材を原料にした環境対応紙であると同時に、「プロダクト・マイレージ」(製品の原料調達から手元に届くまでの移動距離の総計)が少ないという点でも環境に配慮している。岐阜県内に事業所を置く企業にとっては、環境負荷低減と地域貢献を謳える社会貢献型の製品であり、サンメッセでは「地産地消」をキーワードに、“岐阜県の、岐阜県による、岐阜県のためのペーパー”として提案を進めている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/23号」より