日本製紙はこのほど、嵩高中質紙の『フロンティタフ』シリーズから新色『フロンティタフW(ホワイト)』を発売する。併せて『フロンティタフ70』のラインアップを一部変更する。
『フロンティタフ』は、高度な嵩高技術により、紙厚を保ちながら軽量化を実現した中質紙。白色度70%の『フロンティタフ70』、同75%の『75』、同80%の「80』の3銘柄をを揃えている。生産は石巻工場。
これまでのナチュラルな風合いの色相に加え、今回発売するのは青白色の『フロンティタフW』。『フロンティタフ80』と同等の白色度80%を保ちながら、よりシャープな色相、より高い不透明度、たっぷりとした紙厚と柔らかさが特徴となっている。同社では、書籍や雑誌などの本文用紙のほか、さまざまな用途での採用を期待している。
また『フロンティタフ70』では、さらなる嵩高化を実現し、「米坪62g・紙厚140μm」を「米坪60g・紙厚140μm」に変更する。
株式会社 紙業タイムス社 「Future12/23号」より