北越紀州製紙と東京藝術大学デザイン科が共同開発した『すっぴん紙』が、12月6~18日に東京藝術大学美術館陳列館で開催された展示会「東京アートミーティング 第4回-SENSE of Wonder ―ありふれたマテリアルのもうひとつの様相―」の中で展示・紹介された。
『すっぴん紙』は、抄紙過程で化学薬品をまったく使わない“無添加”の紙。「SENSE of Wonder展」は、鉄、木、ガラス、プラスチック、紙、コンクリートなど、身近な「マテリアル」をテーマにした展示会で、学生による素材の表現実験の成果を「マテリアルライブラリー」として紹介、200点以上の素材サンプルに触れられる体験型展示が行われた。
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/20号」より