北越紀州製紙は岩手県、新潟県および石川県内の社有林で、森林経営活動(間伐促進型)のJ-VERプロジェクトを実施してきたが、制度の終期である2013年3月末までで、合計2,361t-CO2の吸収量クレジット認証を取得した。クレジット期間は、岩手県内社有林が11年1月~13年3月(1,634t-CO2)、新潟・石川県内社有林が11年4月~13年3月(727t-CO2)の約2年間。
同社では、「今後は取得したクレジットの活用方法を検討するとともに、引き続き社有林の整備を推進して地域環境の向上に貢献できる森林づくりを目指す」と述べている。加えて2013年4月からスタートした「J-クレジット制度」への移行参加も進めていくとしている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future2/24号」より