北越紀州製紙は4月1日から、単元株式数を現行の500株から100株に引き下げる。これによって投資しやすい環境を整備し、投資家層の拡大を狙うとともに、全国証券取引所が株式売買単位の100株への統一を目指していることに鑑みた措置。
最近の北越紀州製紙の株価水準で単元株を引き下げた場合、東証が定める「望ましい投資単位水準」(5万円以上50万円未満)を下回ることが想定されるが、同社では、「企業価値を向上させ、投資単位の水準に達するよう努めていく」としている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/3号」より