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紙の業界ニュース

2014/03/10

決 算

=紙パの第3四半期=
 前号に続き、紙パ関連企業の第3四半期(2013年4~12月)決算を紹介する。数値は連結ベース、単位100万円、( )内は対前年同期増減率、〈 〉内は前年同期の実績値。
●トーモク
〔第3四半期〕
 売上高 107,320 (+3.4%)
 営業益 4,150 (+15.1%)
 経常益 4,586 (+14.2%)
 当期益 2,490 (+18.3%)
〔通期予想〕
 売上高 153,000 (+5.3%)
 営業益 8,300 (+22.9%)
 経常益 8,500 (+18.6%)
 当期益 4,500 (+19.6%)
 段ボール生産量は、飲料・冷菓など加工食品向けの増加もあり前年同期比プラス。段ボール工場では開発体制の強化とともに省電力化、労働環境の整備、照明のLED化を進めた。主力の館林工場では物流体制を整備して製箱月産2,000万㎡体制を敷いた。大一コンテナーでは工場棟、事務所棟を刷新したほか、貼合機のS&Bと高性能の印刷機導入により生産能力の増強と品質強化を図った。その結果段ボール事業は増収増益。住宅事業は増収ながら赤字。運輸倉庫事業は増収増益。
●ナカバヤシ
〔第3四半期〕
 売上高 38,241 (+10.4%)
 営業益 656 (+207.6%)
 経常益 864 (+76.8%)
 当期益 490 (+84.3%)
〔通期予想〕
 売上高 50,000 (+3.0%)
 営業益 1,500 (+57.4%)
 経常益 1,700 (+36.1%)
 当期益 1,000 (+29.5%)
 受注部門ではBPO事業やラベル事業の受注拡大、図書館アウトソーシング事業の推進、手帳の販路拡充に注力した。また昨年末に山下紙器印刷と吸収分割契約を締結し、同社の紙器印刷事業部門を吸収することとなった。製品販売部門では新製品開発、通販・ネット販売の強化、海外販路の開拓に取り組むとともに、CMなどにより『スイング・ロジカルノート』の知名度アップを図った。また前年度に連結子会社となったカグクロ、協友の事業が好調だった。
●スーパーバッグ
〔第3四半期〕
 売上高 27,657 (+3.2%)
 営業益 △148 〈前期84〉
 経常益 19 (△72.8%)
 当期益 △89 〈前期32〉
〔通期予想〕
 売上高 35,800 (+3.7%)
 営業益 △200 〈前期21〉
 経常益 △50 〈前期46〉
 当期益 10 (△89.5%)
 紙製品事業は主力の角底袋の販売減などにより減収となり、セグメント利益も仕入品の価格上昇などから減益となった。化成品事業は主力のレジ袋の売価修正などにより増収、しかしセグメント損益は原材料高や販管費増加で赤字。なお通期予想については、3Qの業績を踏まえて10月に発表した予想を、売上高は上方修正、利益は3段階とも下方修正した。
●昭和パックス
〔第3四半期〕
 売上高 14,578 (+3.3%)
 営業益 709 (+30.2%)
 経常益 828 (+31.4%)
 当期益 551 (+46.5%)
〔通期予想〕
 売上高 20,000 (+7.2%)
 営業益 900 (+21.3%)
 経常益 1,000 (+19.2%)
 当期益 700 (+33.1%)
 主力事業の重包装袋部門で、販売量が前年同期比微増となったほか、子会社の九州紙工が生産性向上により売上数量を伸ばした。またタイ昭和パックスも洪水の影響が残っていた前年同期と比べて増加した。なお通期予想は、3Qの増益傾向を踏まえ、昨年5月の予想から利益面を上方修正した。
●大石産業
〔第3四半期〕
 売上高 13,459 (+1.9%)
 営業益 528 (△24.2%)
 経常益 711 (△19.0%)
 当期益 447 (△17.2%)
〔通期予想〕
 売上高 18,000 (+3.3%)
 営業益 1,000 (+10.1%)
 経常益 1,200 (+3.8%)
 当期益 740 (+3.1%)
 提案営業とともに、環境配慮型の製品開発を推進し増収となったが、製造費用などの増加に伴い減益となった。
●ニッポン高度紙工業
〔第3四半期〕
 売上高 9,536 (+22.7%)
 営業益 391 〈前期△279〉
 経常益 570 〈前期△333〉
 当期益 281 〈前期△344〉
〔通期予想〕
 売上高 12,620 (+20.7%)
 営業益 510 〈前期△264〉
 経常益 550 〈前期△193〉
 当期益 250 〈前期△219〉
 関連市場のエレクトロニクス業界は、AV・PC関連に目立った動きはないものの、白物家電、各種携帯端末、産業用インバータ関連が堅調に推移した。また、カーエレクトロニクス市場ではHEVなどの普及や蓄電デバイスを活用した燃費改善システムの拡大、安全性向上のための電装化などの需要が拡大基調で推移した。セパレータ事業は、これら車載関連、太陽光発電、産業用インバータ向け需要が堅調だったため、力強さは欠けるものの、世界的に低迷した前年同期と比べると受注は増加した。
●中央紙器
〔第3四半期〕
 売上高 9,356 (△0.9%)
 営業益 862 (△7.9%)
 経常益 912 (△8.9%)
 当期益 553 (△8.3%)
〔通期予想〕
 売上高 13,000 (+3.6%)
 営業益 1,250 (+8.0%)
 経常益 1,300 (+5.2%)
 当期益 790 (+5.9%)
 国内段ボールの概況は、同業他社で生産規模拡大の動きがあり、厳しい競争状態となっている。こうした中、包装提案による販売活動を積極的に行い、世界規模のパッケージングコンテストではワールドスター賞を11年連続で受賞した。しかし、電気機械関連における販売減少や価格競争の熾烈化により減収減益となった。中国の事業は、増収ながら取引先の生産減などにより赤字となった。
 
 
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/10号」より
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