王子グループの王子木材緑化は、インドネシアに木材製品を販売する商事会社「PT. OJI FOREST PRODUCTS INDONESIA」を設立、3月から営業を開始した。
王子グループは資源環境ビジネスを積極展開しており、王子木材緑化は、その中核会社である王子グリーンリソースの完全子会社。王子グループの森林資源の有効活用だけでなく、グローバルな森林資源ビジネスを推進しており、今回の新会社設立もその一環。
新会社は、王子グループがインドネシア国内に所有する植林資源から生産される製材品をインドネシア国内で販売もしくは輸出するだけでなく、東南アジア市場への参入を一層強化する重要海外拠点として展開していく。
<新会社の概要>
〔所在地〕インドネシア東ジャワ州スラバヤ
〔設立〕2013年12月
〔社長〕大原寛信
〔資本金〕30億ルピア(約3,000万円)
〔出資比率〕王子木材緑化90%、王子ペーパーアジア10%
〔主な事業〕木材製品のインドネシア国内取引・輸出入取引全般
〔年商〕13億7,000万円(2014年度計画)
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/14号」より