レンゴーの合弁会社、タイ・コンテナーズ・グループ社(=TCG社)はこのほど、子会社を通じ、タイの軟包装メーカー、プレパック・タイランド社に出資し、株式の22%を取得した。
主に食品や日用品などに用いられる軟包装は、東南アジアで今後大きな伸びが期待されている分野。プレパック社は、タイのサムットソンクラム県とラヨン県に工場を持ち、年間1.4万tの生産能力を有する。グローバルな事業展開を目指すレンゴーグループにとっては、今回の資本参加は「海外での軟包装事業拡大に向けた重要な一歩」。なおTCG社は、ベトナムでも年間3,000tの生産能力を持つ軟包装工場の建設を進めており、この6月には稼働させる予定。
【TCG社の概要】
〔所在地〕タイ、バンコク
〔代表者〕Poramate Larnroongroj
〔株主〕レンゴー30%、SCGペーパー社70%
〔事業〕段ボール・紙器の製造・販売
【プレパック・タイランド社の概要】
〔所在地〕タイ、バンコク
〔代表者〕Paradorn Chulajata
〔事業〕軟包装の製造・販売
〔売上高〕14.7億バーツ(2013年度実績)
〔工場〕サムットソンクラム工場、ラヨン工場
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/2号」より