コクヨグループの国誉家具商貿(上海)有限公司はこのほど、社名を「国誉家具(中国)有限公司」に変更した。今後は大都市圏だけでなく、経済成長著しい内陸部を含む中国全土に事業を広げ、“商貿”(=販売)だけでなく、家具のメーカーとして中国事業を推進していく。また、社名変更と併せて新商品発表会も開催、戦略商品としてオフィスチェアENTRYとパネルシステムPRESENCEIIを発表した。
コクヨは2003年に中国へ進出して国誉家具商貿(上海)有限公司を設立、以来業務を拡大し、現在は中国全土に51の代理店を持つ。ユーザーは中国資本の企業が全体の40%を占め、そのうち華北エリアが25%、華東エリアが50%、華南エリアが15%、内陸が10%の構成となっている。今後は中国内陸を重点地域と捉えつつ中国全体を視野に入れ、事業を進めていく考え。
株式会社 紙業タイムス社 「Future10/13号」より