大王製紙は1月21日出荷分から、家庭紙製品の市販用・業務用全般の価格を10%以上引き上げる。
家庭紙業界では、パルプ・主要原材料価格や生産・物流コストの上昇が中長期的に続くと予測され、市販用紙製品だけでなく業務用も製造コストの上昇が避けられない状況となっている。同社では、「全社あげてコスト削減に努めてきたが、収益圧迫要因を企業努力だけで吸収するのは非常に厳しい」と、値上げの理由を説明している。
<対象製品>
◎フェイシャルティシュー、トイレットティシュー、キッチンタオル、ペーパータオルなど
株式会社 紙業タイムス社 「Future1/26号」より