日本容器包装リサイクル協会(足立直樹理事長)は、これまで会報誌「容リ協ニュース」を年4回発行してきたが、今年度から8月発行の会報誌を「年次レポート」として、前年度の事業活動報告の形で取りまとめることになった。企業が発行するCSRレポートのような性格を持たせている。
8月に初めて発行した「年次レポート2015」は対象期間が2014年4月~2015年3月。A4判カラー印刷で18頁建て。容リ協は発行の狙いを巻頭頁で、協会と消費者の相互協力関係をさらに深め、再商品化事業の進展につながることを目的に、実績データや再商品化事業への取組みなどを情報開示していく、と説明している。
本文では、同期間における協会の特徴的な活動をトピックスで取り上げて紹介。容リ法対象品目(紙製容器包装、ガラスびん、PETボトル、プラスチック製容器包装など)のそれぞれについて、再商品化の最新実績数値と年次推移の資料も載せている。問い合わせは協会企画広報部(電03-5532-8610)まで。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/28号」より