特種東海製紙はこのほど、ファンシーペーパーの一部に使用している特殊黄色染料について、染料メーカーが急遽生産中止を決定したため、一部製品は代替処方による生産を余儀なくされたことを発表した。同社の対応は次の通り。

①代替処方品については、できる限り現行の色に近付けるよう生産し、色名は変更せず販売を継続。対象製品は、『TANT』10色（N-57、N-59、N-61、N-62、N-63、N-64、N-65、N-66、L-64、D-67）、『マーメイド』7色（くるみ、すすき、象牙、根岸、ベージュ、もえぎ、山吹）

②製造中の色の確認は原則標準光源下で実施する（ただし、同一品質の染料が使用できないため、光源によっては色が若干違って見えるなどの懸念あり）。

③生産については、現行の染料の在庫がなくなり次第順次新処方で実施。

 

株式会社　紙業タイムス社　「Future5/23号」より