北越紀州製紙は、新たに「コーポレートガバナンスに関する基本方針」を公表、4月25日から施行を開始した。コーポレートガバナンスの基本的な考え方は次の5点(概要)。
①株主の権利を尊重し、株主が権利を適切に行使できる環境整備と株主の平等性確保に努める
②企業の社会的責任の重要性を認識し、株主をはじめとするステークホルダーとの適切な協働に努め、健全に業務を運営する企業文化・風土を醸成していく
③適時開示業務の執行体制を定めるとともに、法令に基づく開示以外の非財務情報についても適時・適切に開示し、意思決定の透明性と公平性を確保する
④株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、取締役会の実効性の確保に努める。取締役会の分析・評価を通じて、その戦略機能、判断機能、監督機能を向上させる
⑤企業価値の長期安定的な向上に資するよう、株主と積極的かつ建設的に対話する
「基本方針」では以上の考え方に基づき、取締役会・監査役会、ステークホルダーの利益保護、株主との対話、情報開示などについて定めている
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/6号」より