凸版印刷の『EP-PAKオルカット』がこのほど、宝酒造の清酒“松竹梅「京のあまくち」”に初採用された。
口栓付き紙パックの『EP-PAK』シリーズは、内容物の保護性に優れ常温での長期保存が可能で、清酒や焼酎などの飲料のほか、業務用ヘアケア剤やカー用品など、幅広い分野で採用されている。『EP-PAKオルカット』は、口栓のついた頭部の下にミシン目加工が施され、これを前後に折り曲げて手で引き裂くだけで簡単に分別できる新容器。既存の生産設備に改造を加えることなく対応できるため、設備コストをかけずに環境配慮型パッケージへの切り替えが可能となる。この易リサイクル性が評価され、今回の採用につながった。
凸版印刷は今後、『EP-PAKオルカット』を酒類業界だけでなく、飲料業界にも拡販し2017年度に約8億円の売上を目指す。
株式会社 紙業タイムス社 「Future7/18号」より