大王製紙はこのほど、段ボール原紙、プレプリント、段ボール製品の生産工場でFSC認証を取得した。
東京オリンピック・パラリンピックの開催決定を機に、環境に配慮した森林認証紙の需要増が見込まれる中、大王製紙は子会社を含む段ボール原紙生産工場でFSC認証を取得、認証紙を供給できる体制となった。9月1日からFSC認証紙の生産を開始し、対象全品種のラインアップを9月末を目途に整える。汎用製品は順次、既存品から認証紙へ切り替えていく。
同社グループでFSC認証を取得した段ボール原紙工場は、○大王製紙三島工場 ○大成製紙 ○ハリマペーパーテック ○いわき大王製紙 ○エリエール印刷。
また、段ボールの生産・販売子会社である大王パッケージでも、東西の基幹工場(茨城工場、関西工場)および内装段ボール工場(埼玉工場)でFSC認証を取得、段ボール製品もFSC認証製品の供給が可能となった。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/12号」より