凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、強酸性や強アルカリ性の内容物に対する耐性を備えた軟包材「超高耐性包材」を開発した。従来、パウチ化が困難とされてきた漂白剤や殺菌剤向けにサンプル出荷し、今年10月からの販売開始を目指す。強酸性や強アルカリ性の内容物に対しても耐性を備えた軟包材。耐性の問題により、これまで強酸性や強アルカリ性の内容物は、ガラスびんや缶、プラスチック容器で対応していた。凸版印刷は、これまでに展開してきた香料やアルコールなどへの耐性をもつ「高耐性包材」を改良。特殊なラミネート技術で、より刺激の強い内容物への耐性をもつ「超高耐性包材」を開発し、強酸性や強アルカリ性向け包装材のパウチ化を実現した。
PJ web newsより