イーストマン・コダック社は、Prosperインクジェット事業を継続することを明らかにした。同社は昨年3月、Prosperエンタープライズインクジェット事業の売却を発表。Prosperプレスプラットフォーム、Prosper Sシリーズインプリンティングシステム、その他関連製品を含めた協議を売却候補先と進めてきた。コダックのデビッドブルウィンクルCFOは、「世界中の関心を集め、事業・技術の両面に強い関心が寄せられたことは事実。その結果、数件のオファーを受けたが、その内容は現在のProsper事業の価値を反映したものではなかった」としている。昨年度のProsperの消耗品・サービスを含む売上は40%増と好調。今年度は、次世代ULTRASTREAMへの投資を含めても、エンタープライズインクジェットシステムズ事業部は収益の改善を見込んでいる。コダックは今後もULTRASTREAMプログラムへの投資を継続し、同技術ベースの製品は2019年に発売される見通し。
Prosper6000
PJ web newsより