(一社)日本印刷産業機械工業会(日印機工、宮腰巌会長)は、Japan Color認証制度に「デジタル印刷認証」を追加し、5月15日より申請受付を開始する。Japan Color認証制度は、ISO国際標準に準拠し、日本のオフセット枚葉印刷における印刷色の標準的な基準であるJapan Colorに基づいて認証を行うもので、現在、「標準印刷認証」「マッチング認証」「プルーフ運用認証」「プルーフ機器認証」が運用されている。今回、追加された「デジタル印刷認証」は、Japan Color2011を基本として、オフセット枚葉印刷に対するデジタル印刷の再現近似性(色再現)を実現できる運用能力について認証するもの。対象は印刷会社で、認証は工場単位で行うが、実際に審査するのは申請するデジタル印刷機1台のみ。色差式は、CIEDE2000を採用し、また、ワークフローの1つとして、プリフライトチェックを認証審査に取り入れ、プリフライトチェックの基本的な能力も審査する。申請などに関する詳細は、Japan Color認証制度公式サイトまで。
PJ web newsより