リコージャパン(株)(松石秀隆社長)は、このほどドイツの3DプリンターメーカーであるEnvisionTEC GmbH(エンビジョンテック)との間で、日本における3Dプリンターの販売特約店契約を締結した。EnvisionTECの3Dプリンターは、DLPおよび高速光造形方式を採用しており、高精細かつ表面が滑らかな造形物の製作が可能。100件以上の特許に基づく同社独自の技術を保有し、高品質と高生産性を両立している。また、40種類以上の3Dプリンターと70種類の造形素材を取り揃えており、簡易試作から高機能試作まで幅広く対応することが可能。リコージャパン社は、EnvisionTEC製の産業用3Dプリンターを、2017年中を目処に販売開始し、消耗品と保守サービスの提供までトータルで対応していく方針。また、6月21日から東京ビッグサイトで開催される「設計・製造ソリューション展」に出展し、EnvisionTECの商品展示をはじめ、3Dプリンターを活用した多彩な業務改革の手法を提案していく。
PJ web newsより