日本環境協会が運営するエコマークは、新たに制定する「機密文書処理サービス」認定基準案について、幅広く消費者・事業者の意見を聞くため、11月1日から認定基準案を公開し意見募集(パブリックコメント)を開始した。
オフィス古紙は現在、機密情報を抹消するためシュレッダーで裁断した後に焼却処理されるケースがあるが、これを焼却ではなく、製紙原料として循環させれば重要な資源となり、古紙利用率の向上が期待できる。認定基準案では、機密文書のリサイクルに加え、副次的に発生する製紙原料とならない異物の再資源化や、運搬時のエコドライブの推進などを評価している。
意見の受付期間は11月30日までで、意見送付先はエコマーク事務局(E-mail: info@ecomark.jp F03-5643-6257)。認定基準案と意見の募集方法などは、エコマーク事務局webサイト(認定基準の意見募集:https://www.ecomark.jp/nintei/public/)で公開中。
なおエコマーク事務局は、認定基準案の説明会を東京(11月21日)と大阪(11月30日)で開催する。詳細はエコマーク事務局(https://www.ecomark.jp/) 。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/20号」より