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紙の業界ニュース

2018/06/12

決 算

=紙パの2018年3月期業績③=
 前号に続き、紙パ関連各社の2018年3月期(2017年4月~18年3月)決算を紹介する。以下、連結ベース、単位100万円、( )内は対前期増減率、〈 〉内は前期の実績値。
【紙加工】
●トーモク
〔2018年3月期〕
 売上高 161,514 (+6.2%)
 営業益 5,878 (△19.5%)
 経常益 5,973 (△24.0%)
 当期益 3,870 (△14.4%)
〔2019年3月期予想〕
 売上高 170,000 (+5.3%)
 営業益 8,000 (+36.1%)
 経常益 8,300 (+38.9%)
 当期益 5,000 (+29.2%)
○段ボール…トーモクベトナム社の新規連結があったが、原紙価格高騰を受けて実施した段ボール販売価格の改定の遅れもあり、売上高は前期比+1.8%にとどまった。営業利益は、原材料コストの増加に加えて輸送コストの上昇もあり、同△33.2%。
○住宅…売上高は前期比+3.5%。営業利益は同+46.5%。高級ブランドイメージの浸透に取り組むと同時に、新規格商品でコストパフォーマンスとわかりやすさを求める若年層への販路拡大を図った結果、増収増益。
○運輸倉庫…飲料関係が順調に推移し、また共同物流センターの開設により取扱量が増加したため、売上高は前期比+22.8%。営業利益は、ドライバー不足に伴う費用の増加があったが、物流センターの投資効果や内部コストの削減に努めた結果、同+27.9%。
 
●ナカバヤシ
〔2018年3月期〕
 売上高 59,603 (+3.1%)
 営業益 2,595 (+0.5%)
 経常益 2,961 (+4.6%)
 当期益 1,669 (+9.5%)
〔2019年3月期予想〕
 売上高 63,500 (+6.5%)
 営業益 2,800 (+7.9%)
 経常益 3,170 (+7.0%)
 当期益 1,850 (+10.8%)
 国際チャート㈱の連結化に加え、前年度に連結化した八光社の業績がフルに寄与したことなどにより増収増益となった。
○印刷製本関連事業…売上高は前期比+6.5%、営業利益は同△28.8%。図書館ソリューションは厳しい状況。手帳は、年玉手帳、市販手帳などの受注拡大を図りつつオンデマンド、ARを活用した商品の提案に取り組んだ。
○ステーショナリー関連事業…売上高は前期比△6.0%、営業利益は同△5.2%。ノートは『ロジカルノート』のラインアップ拡充と拡販に努め堅調だったが、アルバム、写真関連などの売上げが減少。
○環境・オフィス関連事業…売上高は前期比+0.2%、営業利益は同+27.4%。
○デジタルガジェット関連事業…売上高は前期比+14.5%、営業利益は同+41.0%。
○ベビー・メディカル関連事業…売上高は前期比△2.9%、営業利益は同+24.6%。
○発電関連事業…売上高は前期比+4.5%、営業利益は同△17.4%。
 
●朝日印刷
〔2018年3月期〕
 売上高 38,530 (+2.5%)
 営業益 2,522 (+1.5%)
 経常益 2,829 (+1.0%)
 当期益 1,855 (+0.5%)
〔2019年3月期予想〕
 売上高 39,911 (+3.6%)
 営業益 2,564 (+1.7%)
 経常益 2,852 (+0.8%)
 当期益 1,915 (+3.2%)
 医薬品・化粧品包材を中心とした印刷包材事業および包装システム販売事業を中核に、業容の拡大を努めた結果、増収となった。利益も、原材料費や労務費の増加はあったものの、増収により前期比プラス。
○印刷包材事業…売上高は前期比+3.3%、セグメント利益は同+3.2%。医薬品市場ではOTC向け・医療用向けともに前期を上回り、また化粧品向けも好調な市場環境を受けて受注は前期比プラス。
○包装システム販売事業…売上高は前期比△5.2%、セグメント利益は同△1.9%。
 
●スーパーバッグ
〔2018年3月期〕
 売上高 33,082 (△1.2%)
 営業益 320 (△65.1%)
 経常益 350 (△56.2%)
 当期益 209 (△61.4%)
〔2019年3月期予想〕
 売上高 35,500 (+7.3%)
 営業益 800 (+150.0%)
 経常益 800 (+128.6%)
 当期益 550 (+163.2%)
○紙製品事業…売上高は前期比+0.3%、セグメント利益は同△18.4%。主力の手提袋の販売金額増加などにより、増収となった。利益は、生産効率の向上や製造コスト低減に努めたものの、生産利益は横ばいとなり、仕入品の価格上昇や販管費が増加したため減益。
○化成品事業…売上高は前期比△3.5%、セグメント利益は同△51.0%。主力のレジ袋の販売量減少などにより減収。利益は、原材料価格、仕入価格の上昇に加えて販管費が増加し減益。
 
●昭和パックス
〔2018年3月期〕
 売上高 20,771 (+3.9%)
 営業益 1,393 (+16.6%)
 経常益 1,521 (+17.1%)
 当期益 1,026 (+18.2%)
〔2019年3月期予想〕
 売上高 21,200 (+2.1%)
 営業益 1,446 (+3.8%)
 経常益 1,545 (+1.5%)
 当期益 1,042 (+1.5%)
 国内素材産業の生産が順調だったこと、米麦袋の減少の影響を最小限にとどめたこと、海外事業が好調だったこと、原価抑制に努めたこと、営業外収支が良化したことにより、増収増益となった。
○重包装袋…売上高は前期比+3.2%、セグメント利益は同+19.1%。クラフト紙袋の売上量は前期比+1.8%。米麦袋は微減にとどめ、主力の合成樹脂用途を増やした(+3.8%)ほか、製粉、化学薬品も数量を伸ばした。タイ昭和パックスのクラフト紙袋の売上量は前期比+6.1%、九州紙工の売上量は同+3.0%、山陰製袋工業は同+10.0%。
○フィルム製品…売上高は前期比+6.0%、セグメント利益は同+0.1%。売上量は同+8.0%、うち、産業用は同+14.1%、農業用は同△1.1%だった。
○コンテナー…売上高は前期比△1.7%、セグメント利益は同+3.1%。
 
●大石産業
〔2018年3月期〕
 売上高 18,367 (+6.5%)
 営業益 1,079 (△21.6%)
 経常益 1,250 (△18.4%)
 当期益 906 (△15.8%)
〔2019年3月期予想〕
 売上高 19,800 (+7.8%)
 営業益 1,150 (+6.5%)
 経常益 1,350 (+8.0%)
 当期益 950 (+4.8%)
 売上高は、食品容器用フィルム製品、ASEAN地区重包装袋事業の紙袋製品、段ボール製品の売上増により、増収となった。利益面は、原材料費などの値上がりにより全段階で減益。
○緩衝機能材事業…売上高は前期比+2.8%、セグメント利益は同△14.2%。パルプモウルド部門は畜産・農業分野、工業分野ともに減収、段ボール部門は農業分野、工業分野ともに増収。利益は原燃料費の増加により減益。
○包装機能材事業…売上高は前期比+10.2%、セグメント利益は同△15.5%。樹脂部門は、食品容器フィルムや機能性フィルムが伸長し増収。紙袋部門は、国内は化学薬品向けなどが好調で増収、海外も堅調なASEAN需要に対応するための設備投資効果が表れた。利益は、原材料費や減価償却費の増加により減益。
 
●ニッポン高度紙工業
〔2018年3月期〕
 売上高 17,128 (+13.5%)
 営業益 1,698 (+236.0%)
 経常益 1,561 (+353.5%)
 当期益 426 〈△454〉
〔2019年3月期予想〕
 売上高 17,200 (+0.4%)
 営業益 1,850 (+8.9%)
 経常益 1,810 (+15.9%)
 当期益 1,320 (+209.4%)
○コンデンサ用セパレータ…売上高は前期比+15.8%。汎用インバータなどの産業機器やエアコン用インバータなどの白物家電などの中高圧品向けが好調に推移した。
○電池用セパレータ…売上高は前期比+11.6%。省エネ型車両などに使用される電気二重層キャパシタ用および大型リチウムイオン電池用が堅調だった。
○パルプ…売上高は前期比+5.6%。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/11号」より
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