段ボール原紙に続き、紙管原紙の値上げが相次いで発表されている。主原料の古紙価格が高騰し、燃料価格、薬品などの諸資材価格、物流経費も上昇を続ける中、各社とも「自社単独のコストダウン努力だけでは抗しがたい」と厳しい現状を説明している。直近の値上げアナウンスは次記の通り。
○レンゴー:11月21日出荷分から8円/㎏以上値上げする。
○王子マテリア:11月21日出荷分から8円/㎏以上値上げする。ユーザー別、品種・銘柄別の価格は、個別に対応する。
○岡山製紙:11月21日出荷分から12円/㎏以上値上げする。「その他の製品については、後日お知らせする」としている。
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/5号」より