大王製紙はこのほど、経済産業省と東京証券取引所が実施する「健康経営銘柄」に、パルプ・紙業種で初めて選定された。また、経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人~ホワイト500~」にも2年連続で認定された。
健康経営銘柄とは、東京証券取引所の上場会社の中から、社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を評価し、1業種につき原則1企業を選定する制度。また、健康経営優良法人~ホワイト500~は、上場企業に限らず、保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人を顕彰している。
【大王製紙の主な取組み】
①快適な職場環境の形成…労働時間適正化・有休取得率向上、GLTD(私傷病により長期間就業不能となった場合の所得を補償する福利厚生制度)の導入、感染症対策など
②生活習慣の改善…健診オプション費用と再検査費用の助成、スポーツクラブ法人契約、保健師による保健指導、健康セミナーなど
③メンタルヘルスケアの充実…外部相談窓口の設置、ラインケア研修・セルフケアセミナーなど
③禁煙の推進…所定労働時間内の禁煙を就業規則に規定、禁煙外来の費用助成など
株式会社 紙業タイムス社 「Future3/25号」より