中部製紙原料商工組合はこのほど、名古屋市内から持ち去られた古紙のGPS端末が㈱旭宝(大阪府岸和田市)付近で確認されたことを公表した。
旭宝は、持去り古紙を買い入れたとして2015年8月と10月に中部商組から警告を受けて以降、警告・公表は見送られたもののこれまで13回にわたり「持去り古紙買入れ」で事実経過を公表されている。今回は、名古屋市千種区田代学区内集積所で古紙に付けたGPS端末が、三重県四日市市などを経由して3月6日午前4時過ぎから旭宝付近で確認、その後同じ場所に留まったと見られ、午前10時5分に確認したのを最後に通信圏外となったため、事実経過を公表したもの。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/8号」より