王子ホールディングスと日本環境教育フォーラムは、15回目となる夏の恒例イベント「王子の森・自然学校」の開催概要を発表した。
王子の森・自然学校は、王子グループの工場と社有林を活用した、子ども向け自然体験型環境教育プログラム。日本環境教育フォーラムと協働で運営しており、今年も8月に北海道と静岡県で3校を開催する。参加者は、社有林でプロの木こりと一緒に間伐などの“森づくり”を体験したり、森の恵みを使ったクラフト作りを楽しんだりするほか、木が紙になる工程を製紙工場で学ぶ。開催概要は次記の通り。
■各校共通要項
〔対象〕小学4年~6年生
〔定員〕各校30名(抽選)
〔参加費〕無料(傷害保険料と集合解散地への交通費は自己負担)
〔応募方法〕日本環境教育フォーラムwebサイト内の「王子の森自然学校」を参照。http://www.jeef.or.jp/activities/oji/
〔申込締切〕6月30日必着(7月20日までに当選者にのみ通知を発送)
■各校の概要(①日程 ②社有林 ③見学工場 ④運営 ⑤プログラムの特徴)
【北海道校】①8月9日 ②苫小牧山林 ③王子製紙苫小牧工場 ④当別エコロジカルコミュニティー ⑤北海道らしい針広混交林の森づくりを体験し、森に育まれた生物多様性を学ぶ(植樹、間伐体験、箸づくり、工場見学)。
【富士マテリア校】①8月21日 ②朝霧山林 ③王子マテリア富士工場 ④ホールアース研究所 ⑤森づくり活動を通して「人」と「木」と「紙」の関係について考える(伐採の見学、間伐体験、木工クラフト、工場見学)。
【富士エフテックス校】①8月22日 ②朝霧山林 ③王子エフテックス東海工場富士製造所 ④⑤は富士マテリア校と同じ
株式会社 紙業タイムス社 「Future6/24号」より