日本製紙グループの日本デキシーはこのほど、“ローリングストック”のための紙製食器シリーズ『ローリングストック 紙カップ/紙プレート(皿)/紙どんぶり』を発売した(紙どんぶりは8月発売予定)。
ローリングストックとは、家庭でできる、災害時に備えた食品や日用品の備蓄方法。普段から少し多めに食材や日用品を買っておき、使った分だけ買い足していくことで、常に一定量を家に備蓄しておく方法をいう。ポイントは日常生活で消費しながら備蓄すること。一定量に保ちながら消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度や衛生状態を維持でき、また日常的に使い慣れていれば、イザという時にも無理なく使える。
昨今、使い捨て紙カップの“衛生的で安全”という機能が注目され、防災備蓄用品としてのニーズが高まっている。そこで同社は、ローリングストック用に“普段使い”する紙製食器類として、紙のカップ、プレート、どんぶりを新発売した。
紙カップは容量205で30個入。カップの表面には7種類の防災アイデアがかわいいイラスト入りで紹介されており、100と150の計量線もついているので、計量哺乳瓶がない時の粉ミルクのカップフィーディングや、フリーズドライ食品を戻す時に便利。また、商品パッケージに記載してあるQRコードにアクセスすると、製品の使用方法やローリングストックなどに関する情報を確認できる。
このほか、紙プレート(直径17㎝、10枚入)は耐水・耐油性で丈夫なのでボリュームのある料理にも安心して使える。また、8月発売の紙どんぶり(800)は20枚入。関連製品として、5年保存可能な『スーパーロングウェットボディタオル』(90×30㎝)も発売している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/19号」より