国際紙パルプ商事(=KPP)と名古屋大学・生物機能開発利用研究センターは先頃、飼料作物の効率的な栽培方法に関する共同研究を行うことに合意した。
国内の畜産業界では、飼料作物の国際的な価格上昇や担い手の高齢化・後継者不足を背景に、畜産農家の離農が増加している。生産基盤の弱体化が進む中、畜産業の維持・向上には飼料作物の安定供給が求められており、そこでKPPは、この研究分野で最先端を走る名大・生物機能開発利用研究センターと共同で、飼料作物の効率的な栽培がどのように役立つかの検証を開始するもの。
株式会社 紙業タイムス社 「Future9/9号」より