大王製紙はこのほど、日本政策投資銀行(=DBJ)の「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」において、4年連続で最高ランクを取得、それに基づく融資を受けた。
「DBJ健康格付」融資は、DBJの評価システムによって従業員の健康に配慮する企業の取組みを評価し、その評価に応じて融資条件を設定する融資制度。大王製紙の主な評価ポイントは次の3点(概略)。
①「健康経営」「ダイバーシティ経営」「人財開発」の連携を図るため、経営層で構成される全社横断的な「ダイバーシティ委員会」を新設し、従業員から収集した意見を活用しながら、経営戦略を踏まえた中長期的な働き方について検討している点
②肥満率改善に向けた管理栄養士による栄養指導や禁煙推進のための「役員禁煙チャレンジ」等、自社の健康課題に応じた施策を健康経営委員会で協議し、着実にPDCAを推進している点
③「がんばらない介護生活」を推進する大人用紙おむつ「アテント」に加え、「アテント排泄ケア支援アプリ」を提供し、地域包括ケアシステムの活性化と消費者の快適なくらしに貢献している点
株式会社 紙業タイムス社 「Future11/28号」より