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紙の業界ニュース

2020/08/26

=国際紙パルプ商事=香港・中国の子会社で債権の回収遅延が発生

 国際紙パルプ商事(=KPP)はこのほど、香港と中国の子会社が保有する債権に、回収遅延などのおそれが生じたことを発表した。これに伴い、2021年3月期第1四半期(4~6月)決算で貸倒引当金繰入額約28億円を計上した。
 同債権については、KPPの子会社、香港大永と慶真紙業貿易(上海)有限公司の取引先の親会社であるSamson Paper Holdings(所在地:バミューダ)が、7月20日付でバミューダ最高裁判所へ会社再建に向けた暫定清算手続きを申請したため、Samson子会社に対する売掛債権に回収遅延が生じたもの。香港大永と慶真紙業は、Samson の子会社に紙類などを販売していた。
 KPPの8月12日付発表によれば、売掛債権残高は7月20日現在で154億円。また、香港大永と慶真紙業はいずれも12月決算会社で、第1四半期に計上された3月末現在の売掛債権残高は141億5,600万円であり、このうち7月20日時点で未回収の27億7,400万円を、第1四半期に貸倒引当金繰入額として計上したもの。
 KPP、香港大永、慶真紙業の3社は現在、売掛債権の回収交渉を進めるとともに、当該取引先に対して売買代金支払請求訴訟を起こすなど債権回収に努めている。第2四半期以降については、子会社の会計期間に対応して債権を計上するとともに、Samsonの再建計画や資産の差し押さえ状況に基づき、回収見込額を見直していく予定。なおKPPは、21年3月期の通期予想を同日(8月12日)付で発表しており、それによると、追加の回収不能見込額を織り込んだ営業損益は△61億円となっている。
 
株式会社 紙業タイムス社 「Future8/24号」より
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